相続人調査

相続が発生し、遺言がなかった場合に、相続財産をどのように分割するのかを相続人全員で協議する必要があります。
そのために、まずは「誰が相続人なのか」を特定させる手続きが必要になるのですが、「わざわざ調査しなくても分かっている」と思われる方もいらっしゃることと思います。
しかし、調査をしてみると、前妻との間に子どもがいた、養子縁組をしていたなどの事実が発覚するケースもあります。
把握していなかった相続人の存在が後から発覚すると、遺産分割をやり直さなくてはいけなくなるなど、相続に影響が生じますので、最初にしっかりと調査をして、相続人を確定させておくことが大切なのです。
相続人調査は、戸籍謄本を集めることによって行います。
戸籍謄本を集めて、その内容を読み解き、相続人を特定していきます。
これを行うためには、相続に関する知識が求められますので、専門家に依頼することをご検討ください。
専門家に依頼すれば、ご自身で相続人調査を行わずに済むため、負担を軽減できますし、法定相続人が誰であるのかを明確にしてもらえます。
連絡が取れない相続人がいる場合などの対応についても相談することができ、相続をスムーズに進めることができます。